シェフの畑で採れたピーナツカボチャをスープにしてみました。
試しに畑で作ったカボチャが、思いがけず大豊作となり、精進料理に使うことになりました。
〈カボチャのスープは完売いたしました。ありがとうございました。〉
平成25年1月3日(木)から3月20日(水:祝日)まで吸い物代わりとして恒例の豆乳鍋をはじめます。濃厚な豆乳を出汁で割り、精進料理の代表的な食材である、生湯葉、生麩、新鮮な野菜を使い紙鍋で仕立てた冬季限定の一品です。
特に、青大豆を使った甘味たっぷりの自家製の手作り豆乳を使います。具材を食べたあとは、鍋に残った豆乳にポン酢を入れて、おぼろ豆腐仕立の吸い物として、精進料理らしく一切残すことなく最後まで召し上がっていただけます。
異常に暑かった9月も過ぎ、10月になり急に朝晩涼しくなってまいりました。
厳しかった暑さにも負けず、例年のように秋の野菜は順調に育っていたようで、
今年も海老芋、蓮根など根菜類をはじめ色々な野菜が入荷してまいりました。
今年も、青大豆の手造り豆腐をはじめました。篩月のお膳の上は秋真っ盛り。
入梅を目前にして、各地から新蓮根、新牛蒡、新生姜などの根菜類が続々と
入荷してまいりました。旬である秋のものとは違い、味のほうは淡白ですが、
シャキシャキと涼しさを感じさせる歯ざわりを楽しんでいただけることと思います。
入梅までの、暑い日々の中にも時々肌寒い日があるのもこの季節、篩月の献立に使われる汁物で重宝するのが、まぼろしの大豆といわれる青大豆を使った呉汁。呉というのは、大豆を水でふやかしてペースト状に擂りつぶしたもの。それを味噌汁の中に入れて仕立てる汁。古来より寒村の冬の貴重な蛋白源として作り続けられてきた伝統的な料理です。
逆に暑い日には、すっかり定番になってきた青大豆のすり流しで、常温か冷製スープに仕立てます。ここでも青大豆が大活躍。
開花が待ちどうしかったサクラの花もあっという間に散ってしまい、青葉が目に眩しいこの頃。精進料理の食材も、今週から最盛期を迎えた地元産朝掘りの竹の子、夏の主役の加茂茄子の近種である丸茄子等、晩春と初夏のものが混在して、賑やかになってきました。
平成24年1月3日(火)から3月20日(火:祝日)まで吸い物代わりとして恒例の豆乳鍋をはじめます。濃厚な豆乳を出汁で割り、精進料理の代表的な食材である、生湯葉、生麩、新鮮な野菜を使い紙鍋で仕立てた冬季限定の一品です。
特に、青大豆を使った甘味たっぷりの自家製の手作り豆乳を使います。具材を食べたあとは、鍋に残った豆乳にポン酢を入れて、おぼろ豆腐仕立の吸い物として、精進料理らしく一切残すことなく最後まで召し上がっていただけます。
暦の上では立冬というのに紅葉も進まず、食材の入荷も遅れぎみでしたが、契約栽培している農家から、黄色く色付いた柚子、正月の京料理に欠かせない堀川牛蒡、海老芋が安定的に入ってまいりました。定番になりつつある、自家製青大豆の豆腐、副産物のオカラを利用した一品等、お膳の上が賑やかになってまいりました。もみじ狩りのついでにお立ち寄り下さい。
毎日暑い日が続いていますが、気がつけばもうお彼岸。食材もいつのまにか秋のものが出回り始めています。茸、栗の実、10月の声を聞くと根菜類がおいしくなってまいります。海老芋、牛蒡、蓮根、紫芋等、次から次へと出番を待っています。涼しくなってきたら、嵯峨野散策のついでにお立ち寄りください。
最近、お客様から『賀茂茄子の田楽はまだですか?』というお問い合わせを頂くようになってまいりました。この時期の賀茂茄子は、ハウス栽培で味も淡白で柔らかいものが、少しずつ入荷してまいりました。できるだけ多く使っていきたいのですが、まだ入荷が不安定で、すべてのお客様のご希望には添えないかもわかりません。ご予約の時にご確認下さい。
各種山菜がお膳の上を賑わしていますが、この季節の王様はやはり竹の子でしょうか。
篩月では例年、北九州産『合馬』の大きくて柔らかく甘い竹の子を使っていますが、残念ながら今年は天候不順と裏作が重なり、あまり姿を見かけません。地元京都産の上品な竹の子を中心に使っていこうと思います。
木の芽焼き、田楽、天ぷら等、手に入る素材に合わせて調理いたします。